THE GOLDEN HITS OF LESLEY GORN FOR EVERYMAN 7 PARK AVENUE the HSNGOVERS Teenage Neon Jungle
the HSNGOVERS U
    
          
60年代。アメリカン・ポップス黄金時代のアイドル、そして敏腕プロデューサのクインシー・ジョーンズの成果物、レスリー・ゴーアのベスト盤。全18曲。2年前くらいにBS放送のオールデイズヒットみたいな番組で#1「it's my party」を聞いて誰が歌っているか調べて、探したのだけど見つからず。それから何ヶ月か経って中古で750円で発見。その全米No1の「it's my party」。この時代の全米No1は意味がある。チャートと曲の良さが比例してるからね。いきなりサビから入る軽快な王道ポップだ。#2「judy's turn to cry」もサビのフックから入るので心を鷲づかみされますー。#3「just let me cry」。いかにもアメリカン・グラフィティなメロディにハンドクッラプ。#4「she's a fool」はちょっとビーチボーイズ的なメロディ展開。G・ゴフィン/C・キングによる#5「the old crowd」はB面みたいだけど完璧なポップソング。#6「you don't own me」は間違いなく名曲バラード。#7「that's the way boys are」はモロにツボ!タマンネーぜ。#8「i don't wanna be loser」は昭和のアニメのエンディングのようなモノ悲しさ(笑)。#9「maybe i know」では相変わらずの王道。R&B#10も軽快に。#11「hey now」の耳鳴りのようなバックコーラスとソウルフルになりきれない彼女のvo.が絡みまくって不思議な感じ。スペクターサウンドな#12「look of love」はツボです。モータウン#13「sunshine, lollipops and rainbows」。このタイトル通り晴れやかー。#14「my town, my guy and me」、#15「you didn't look 'round」の伸びやかなメロディはオールデイズの枠からはみ出た極上ポップ。と思ったらキュートなガールポップ#17「off and running」が飛び出す。いやーイイ時代だな。 ジャクソン・ブラウンの2nd(1973年)。以前にも5枚目を紹介しましたがその後手に入れたこのアルバムが素晴らしき素朴な名盤でした。彼とグレン・フライの共作#1「take it easy」はイーグルスでヒットしたお馴染みの#。イーグルスのカラッとしたポップ度はないものの能天気に「気楽に行こう」ってより深い人生の教えのような説得力が感じられます。#2「our lady of the well」。こんな曲書かせたら右に出るものいないのでは?音から物語が聞こえる。#3「colors of the sun」がまた素晴らしい。重厚感のあるAメロからサビのメロディがとにかくハリがあってvo.も負けじと伸びやかで、バックのピアノも○。#4「i thought i was a child」がさらにさらに素晴らしい。生で聴けたら大変なことになるな。メロディアスで暖かい佳曲。#5「these days」はびっくりFOWもカバーしてました。力強く歌いだすその声が印象的で素朴ながら実は芯が通った壮大な名バラード。このアルバムで初めて陽気なアメリカンロックが流れるのは#6「red neck friend」。ピアノはエルトン・ジョンだ。#7「the times you've come」はライアン・アダムス率いたウィスキータウンや初期ジェイホークスを彷彿として90sオルタナ・カントリーの源流にジャクソン・ブラウンありって感じ。#8「ready or not」は名曲です。カントリーポップマナーに沿った極上のメロディ・ラインと味付けのアレンジが染みる。#9「sing my songs to me」は他の曲同様にミディアム#なんですが実はしっかりとバンドサウンドになっていて流れるようにタイトル#10「for everyman」へと。で、この曲なんと言っていいいのか!名曲中の名曲。最高潮のファルセットに鳥肌立ちまくりなのだ。 バッドフィンガーには素晴らしいソングライターが3人いましたがフロントマンとなるとピートハムになるのでしょう。これは彼の23編のデモ集。曲によってはアコースティックライブ盤としても聴けますよ。のっけの#1「catherine cares」は明るい#でホッとする。メロディ良いなー。#2「coppertone blues」は彼の王道的なメロディが聴ける哀愁#。名曲とも言える#3「it doesn't really matter」のメロディの素晴らしさといったら・・。ちゃんとレコーディングして欲しいかったな。続くミドル#4「live love all of your days」も名曲だな。ビージーズぽい#5「would you deny」。まさにピートハム'sバラード#6「dear father」。#7「matted spam」の正規版は未聴ですがデモの段階でもファンキー。名曲パワポ#8「no matter what」はアコースティック#に。後期ビートルズなロック#9「leaving on a amidnight tarin」。名シンガーの彼が堪能できる#10「weep baby」。アルバムにちゃんと入れて欲しかった佳曲#11「hand in hand」。きっとアレンジ次第では名曲になったな。録音状態が悪いのが悔やまれるけど#12「sille veb」も同じく素晴らしい!。軽快なロック#13「i know that you should」。ナキのスライドギターが印象的な#15「just look inside the cover」。#16「just how lucky we are」はピートの歌い上げが素晴らしくて曲の良さを引き立たせてる。#17「no more」は軽快な明るい曲調に正反対の歌詞が切ない。#18「ringside」も自ら下す最期を予期するかのような・・。でもホント良い曲だ。#19「just a chance」は正規のヤツは未聴ですがパワポ的だな。聴かないと。19曲〜はボートラ扱いで#20「the heart that can't be understood」,#21「come come tomorrow」,#22「blessing in disguise」の3曲はどれも名曲なので是非とも国内盤を。#23も大好きな「know one knows」のデモ。 ハングオーヴァーズを紹介。ビートルズも感じるパワーポップ#「rainy starlust」が素晴らしくてミニアルバム2枚を買いました。『the HANGOVERS』から。#1「フロアライト」はヘルマン・エイチ&ザ・ペースメーカーズ的なノリの良いポップロック#。「ロック・スター」なんて歌詞や途中は尾崎風の言い回しもあったり「です。ます。」調の歌詞も良い。#2「シャローナ・シャローナ」のロック#もノリノリでナックの「my sharona」のフレーズも当然出てきます。#3「銀色ミサイル」はお気に入り。淡々としてるのに起伏があるメロディはツボ。ある意味元祖パワポ的ですね。歌詞も良い。#4「あのクロスロード」は個人的にAメロはカスタネッツを思い出しつつサビは椎名林檎ぽい。洋楽的なノリもある#5「SHE DOES iT RiGHT」。コーラスが特に。そしてvo.はミッシェル・ガン・エレファントみたい。巻き舌。ミドル#の佳曲#6「ビニール傘の唄」は くるり なんかが好きならビッとくるかな?やっぱりメロディに合わさる声が逸品。『the HANGOVERSU』。なんと言っても#1「rainy starlust」。最初の一音、ビートルズの「i feel fine」「day tripper」な音が聞こえただけで○。歌詞にも「ミスター・ムーンライト」や「レディ・スターダスト」など勝手に勘繰れば名曲の引用もあり本当に良い曲だ。ポップロック#2「superstar」も○。ラスト辺りのメロディと歌詞はスネオヘアーみたい。ライブ栄えする#3「悲しみのアンジェリーナ」。コレクターズみたいなバックの音が染みるパワポ#4「JACK」。メロディアスなロックバラード#5「yesterday」。#6「T.T.M.T.」は完全にハイロウズ的な8ビート#です。先日見たライブも本当に音楽を楽しんで演奏している姿がとても最高でした。TシャツはAC/DCやワイルドハーツでございました。ちょっと僕の感想は勝手な引用が多すぎだな。 ジョナサン・ダニエル、カイル・ヴィンセント、ギルビークラークと今となっては豪華なメンバーだった80sパワーポップバンド、キャンディ。これは当時の未発表#を含めたライブ・ラジオ・デモ音源、そしてバンド解散後のメンバーの曲で構成されたアンソロジー作。#2「whatever happened to fun」からパワーポップのお手本#が飛び出す。ウキウキしますね。カイルの来日ライブでもアコースティックで演ってくれたみたい。#4「first time」もルビナーズにも匹敵する甘いパワポ#です。黄色い声が聞こえてくるライブでの#5「turn it up loud」はシガロング系のポップ・ロック。同じくライブの#6「kids in the city」はリズム隊が弾むロックンロール#。未発表#8「the girl i love」は名曲の佇まいがある。甘いメロディが最高です。#9「weekend boy」のタテノリのパワポ#もサビがまた脳裏に焼きつく!1stの出来の良さが想像できる。#10「champagne」はイントロでやられ、続くメロディもタマラン!ライブでのビートルズカバー#12「she loves you」。個人的にはツボなのが#14「loney hearts」。1stの締めはこの#なんだなあ。#15「electric nights」の完成度もスゴイ。とにかく1st収録曲についてはジョナサンの才能を強く感じます。#16「number one」でのノリはBCR並。未発表#の中でも#17「daddy is a jet」が目玉。今でも十二分に通用するパワポ#。#18「sound of a broken heart」も◎。#19「turn it up loud '03」は再レコーディングかな?#20〜23はキャンディ解散後のメンバー各人の#。エレクトリック・エンジェルの「war is over」。ジーンクラーク「crocodile tears」。カイル・ヴィンセント「you will dance again」。ラブレス「the return of the X-girlfriend」です。#24は再度キャンディのフレンドリーロックンポップ「the last radio show」のライブで締めてくれます。